【1】手すりや補助者の手をつかんで乗車の準備

一輪車を選んだら、次は乗車してみよう。
まず、一輪車の『ペダル』の高さを左右水平に整えて、サドルに腰をかけてね。
サドルを太ももではさみながら固定するのがポイントだよ。
次に、地面についている方の足でちょっと地面を蹴りながら、体とフォーク※を起こす感じで、もう一方の足をペダルに乗せるんだよ。
ペダルに足をかけたら、からだの向きはまっすぐだよ!

なんでかっていうと、頭の重さで、重心が前に行ってしまうからだよ。
Cocotteでは、体育館の窓の桟(サン)や壁、小学校の体育館によく設置されている肋木に手をかけるなどして練習することが多いよ。
一輪車に乗るときは、姿勢と目線『まっすぐ』が基本だからね。
補助者のサポートでも可能ですが、初心者プレイヤーの場合、プレイヤーの全体重が補助者の片手に乗っかってくるため、覚悟をしていないと二人とも倒れてしまうことがあるから、気をつけようね。
サドルにしっかりすわって、ペダルをこいでね~

初心者の場合パパママ、心配でサポートしたい気持ちはわかるけど、共倒れには注意が必要だよ。
はじめて乗るときはこんなふうに、3人がかりでサポートが必要なんだよね~!

お、重い…(本音)
←こんなふうに、後ろの方でサドルを支えるが必要なときもあるというわけ!
からだや目線をまっすぐにするよう、サポートの人は声をかけよう

乗り始めたときは手すりやサポートの人に全体重を預けた形になるかもだけど、根気強く足を動かし、こぐ練習をしてね♪
まっすぐな姿勢と目線を心がけてたくさんペダルをこげば、自然と足やおなかに筋肉がつくから、こげばこぐほど上達するよ。
がんばってね!
みんなさいしょはこんな感じ!あきらめないでがんばってね♪

【2】補助者のサポートで走ってみよう
壁や手すりにつかまって少し漕げるようになったら、壁や手すりにも片手でつかまるとか、パパママのサポートで走ってみましょう。

勇気を出してペダルを踏み踏み!姿勢はまっすぐ、目線は遠くを見るように!が、コツです。ペダルは、なるべくテンポよく、ゆっくり過ぎるよりはリズミカルにこぐことをおすすめします。利き足だけ強くこぐ癖がついてしまうことがありますが、勢いでタイヤが曲がってぐにゃぐにゃ走行になってしまいます。
また、こぐのがゆっくりすぎても、安定せず倒れてしまう可能性が高いです。
まっすぐ安定したスピードで漕げるようになったら、少しずつ壁や手すりから手を放してみましょう。
最初は1秒だけとか、できたら次は3秒とか、、、
補助者が「いーち!、にー、さーん!」など、声をかけてあげると良いですね。
目標は、壁から離れて体育館1周くらい。がんばって♪

【3】ジグザグ走行にちょうせん!
補助者のサポートだけで前に進めるようになったら、三角コーンを直線上に2メートルくらいの間隔で5~6個置いて、ジグザグ走行の練習をしてみましょう。

一輪車競技では『スラローム』と呼ぶ技です。
右から入って、コーン沿いに左にターンして…ジグザグ、ジグザグ、コーンをよけて進みます。
右、左、右と、体重移動をしながらこぐので、バランス感覚が身に付き、こぐ力、体幹も強くなるので、Cocotteではおすすめの練習法です。

【4】補助者なしで乗車してみよう!
手すりや補助者から離れて一人で走るのに、週2日~4日ペース1日1時間練習をしたとして、個人差はありますが、1週間~2か月くらいかかります(Cocotteの小学1年~2年生の場合)。
また、補助なしで走れたら次は、補助なしで乗車する練習をします。走っているとちゅうで転んだり足をついてしまったあとでも、壁や補助者に手を借りずその場で一人で乗車する『ひとり乗り』という技です。
こちらもなかなか1日で習得するのは難しく、Cocotteメンバーでも習得には平均して1か月くらいはかかるものだと思って、いつも気長に見守っています…

【5】いろんな『わざ』にちょうせんしてみよう!
ひとり乗り、補助なし乗車ができるようになったら、もうやりたいこと無限大にちょうせんすることができます!
アイドリング、バック走行、片足走行、タイヤ乗りetc…
そして、あこがれの『立ち技』へ!
何より基礎力が大切でもあるので、走り込みは上級者になっても必要な練習です。

…まずはアイドリングかな??
やりたいことを思い描きながら、がんばってね!
アイドリングとは、タイヤを前後に半分だけ移動させながら、その場で待機している状態でいる技になります。
言葉で説明するのが難しいので、メンバーがアイドリングをしている動画を入れますね。
コツは、顔とおへそとサドルの向きをまっすぐにキープしながら、「まえ、うしろ、まえ、うしろ」と、ペダルをテンポ良くこぐことです。
アイドリングは、特に演技で使います。
音楽に合わせる、一緒に演技するメンバーと合わせる、など、いろいろな使い方をするので、初心者から上級者までが大切にしている技のひとつです。
コツは、バック走行の練習と並行して練習することかな~
